昨年2018年12月に公布されたチケットの転売防止法が今年2019年の6月に施行されます。
営利目的による不正転売の完全な根絶とはいかないまでも、かなりの抑止力になると期待しています。
そのチケット転売防止法の施行に先立ってベイスターズからも「転売対策について」と発表がありました。
チケットの不正転売および、転売目的購入の禁止について
横浜DeNAベイスターズではこれまで多くの皆さまに、適正な価格でチケットをお届けし、試合を楽しんでいただくために、試合観戦チケットおよび各種引換券の転売および転売を目的とした購入を禁止してまいりました。2018年12月14日に公布されました「転売防止法(特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律)」の施行(2019年6月14日)を控え、横浜DeNAベイスターズでは下記のように転売対策を強化いたします。
皆さまのご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
引用元:https://www.baystars.co.jp/news/2019/02/0204_02.php
重要な部分は
- 公式ファンクラブ入会時、入会後の本人確認の強化
- 横浜スタジアム入場時の本人確認の強化
- 公式リセールマーケットの設置
【2の横浜スタジアム入場時の本人確認の強化は「場合により身分証明書で確認」】
試合観戦入場時の身分確認の強化
横浜スタジアムへの入場時に本人確認をさせていただく場合がございますので、身分を証明できるものをお持ちください。
全員にはやっていられないので、たまに抜き打ちでやったり、挙動が怪しい奴は積極的にやられるとか(笑)
【3については公式(球団)がチケキャンやメルカリのような再販売するシステムの構築・設置することになるでしょう】
公式の二次流通マーケット設置の検討
チケットの適正な流通が確保されるように、公式にチケットが譲渡可能となる機会の提供を行うための検討をいたします。
本ニュースにおける「転売」とは、家族、友人、取引先、その他これらに類する特定の関係に基づき、営利を目的とせず、かつ、業として行われない場合を除きます
この様な取り組みは歓迎です。不正転売を「ゼロ」にすることができなくても「ゼロに近づく」ための施策は片っ端からやるべき。
購入したチケットの所有権を購入者に持たせたままにするのか、一度球団が買い戻して再販売するのか。
電子チケットであればアカウントからの紐付けで管理が簡単ですが、問題は一度発券したチケットの扱いをどうするのか。ここが難題ですね。
まさか横浜スタジアムのチケット窓口に金券ショップのような紙チケットの売店を作るわけにもいかないでしょう。
どの様なシステムになるかは分かりませんが、球団の不正転売対策に期待しましょう。
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