2019年シーズン終了と同時に話題が2つ挙がりました。
一つはラミレス監督続投。そしてもう一つは筒香のポスティングによるメジャー挑戦。
ベイスターズに在籍10年の功労者として、長年の夢であったメジャーでのプレーを後押しする球団の心意気。
三原球団代表が一つだけつけた条件に心を打たれました。
なぜ横浜DeNAは筒香のポスティングによるメジャー移籍を容認したのか?
チームは、筒香が入団以降、最高順位となる2位をキープしCSの本拠地開催権を初めてもぎとった。ファーストステージ敗退となったが、3試合共に大入り満員となり、またシーズンの観客動員も過去最多の228万人を突破した。経営が右肩上がりで安定している球団としては、Aクラス入りしたチームを支えた筒香のチーム貢献度を認めた上で、その夢を応援する形でメジャーへ送り出すことを決定した。ただ三原代表は、ひとつだけ条件をつけたという。
「現役選手として日本に帰ってくるとなったときは、必ず我々に声をかけてください、という話をさせていただきました」
それには筒香も「必ず帰って来たい」と返答したという。
最近では、ヤクルトの青木宣親、日ハムの田中賢介、巨人の上原浩治が、メジャーから出身チームに復帰した例はある。だが、一方で、松井稼頭央、岩村明憲が楽天、西岡剛が阪神、松坂大輔がソフトバンクと契約するなどメジャーに出ていく時点で復帰を約束するのは異例。それだけ筒香が横浜DeNAにとって偉大な選手である証だろう。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00010001-wordleafs-base
このやりとりから筒香と球団の良好な関係が見えてきます。
穿った見方をすれば「退路を断たず覚悟がない」とも受け取れますが、それとは違うでしょう。ストイックな筒香がそんな生半可な気持ちでメジャーに挑戦するとは思えません。
「広島カープの選手」として引退した黒田にように、現役の最後は「横浜で」。三原代表の親心を快く受け入れた筒香にもベイファンとして感謝です。
マリナーズからベイスターズに復帰した佐々木のように、引退試合は横浜スタジアムで、大勢のベイファンの前で行ってほしいものですね。
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