ベイスターズの助っ人外国人選手たちが活躍できるのは、この人たちの力も大きいですね。
オンオフ問わず外国人選手をサポート。DeNAベイスターズの通訳が一番緊張する場面は?
外国人選手の“声”となり、縁の下でチームを支える通訳。日本にやって来た異国の選手の言葉を訳し、伝えるといった役目だけではなく、その仕事は多岐にわたり、チームにとっては欠かせない存在だ。※読み応えのある記事なのでオススメです。リンク先でご確認ください。
外国人選手たちに共通するのは、切り替えの早さだとか。
「とにかくみんな切り替えが早いですよね。負けた日は落ち込みますけど、次の日はそれを引っぱることなくチームのムードを盛り上げてくれる。“シーズンは長いからいいときも悪いときもある”というのが口ぐせですね」
分かっていても落ち込み、引きずってしまうことがあります。切り替えの早さは人種的なことなのか、彼らがプロとして身につけた術なのか。どちらかは分かりませんが、一般的な仕事においても見習うべき部分です。
通訳として気をつけているのは『偏った意見や自分の主観を入れない』ことと飯澤氏が話しています。
「大事なのはどちらかに偏った意見や自分の主観を入れないことですね。基本的に言葉そのままを訳すことが仕事ではありますが、その際に選手の側に立ちすぎたり、指導者の意見ばかりを押し付けたりしない。選手の意見が強くなってしまえば文句を言っているだけになってしまうし、指導者の意見を強くすれば選手は不信感を持ってしまう可能性もあります。しっかりと互いがたどり着きたい場所を察して、会話を進め訳すようにしています」
これも大事ですね。中立な立場を装っても気付かないうちにどちらかに寄っていた、なんて経験があります。簡単なことではありませんよ。
長年の通訳の仕事で慣れないこともある様で、飯澤氏は次の様に話しています。
そんな通訳の仕事で一番緊張する場面は何かと尋ねると、両者ともヒーローインタビューだという。「正直な話、何度やっても慣れませんね。今はそんなことはないですが、この仕事を始めたころヒーローインタビューで頭が真っ白になってしまって沈黙してしまったことがあります。スタジアムをざわつかせてしまってファンの方々や選手には悪いことをしてしまったなと」
ですよね(笑)
今シーズンもお立ち台にたくさん上がってもらいましょう!
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