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【DeNA】ラミレス「受け入れがたい」伊藤裕季也の緩慢走塁

2019オープン戦
主題がラミレスで「激怒」とか珍しいぞ。

DeNAラミレス監督 ドラ2伊藤裕の緩慢走塁にカミナリ!「受け入れがたいプレー」と懲罰交代

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DeNAのドラフト2位・伊藤裕(立正大)にラミレス監督のカミナリが落ちた。「7番・二塁」でスタメン出場した2回の第1打席、2死走者なしの場面。一塁後方に打球を打ち上げたが、ファウルになると判断したのか、バットを持ったまま走らなかった。ところが打球は風にあおられてフェアゾーンへポトリ。伊藤裕は慌てて一塁へ走ったが、二ゴロに終わった。

ベンチに戻るとラミレス監督から「受け入れがたいプレー。何があっても走ることは当たり前。チームのためにプレーしないといけない」と立ったまま説教を受け、そのまま交代させられた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-00000135-spnannex-base

ラミレス監督激怒「受け入れがたい」懲罰交代伊藤裕

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DeNAドラフト2位の伊藤裕季也内野手(22=立正大)が懲罰交代させられた。1点リードの2回2死走者なし。

一塁後方へファウルになるか微妙な飛球を打ち上げたが、一塁へ走りだしていなかった。風でボールが押し戻され、慌てて駆けだしたが、二ゴロとなり、ラミレス監督は激怒。直後に交代を告げた。同監督は「受け入れがたい」と渋い表情だった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190307-03070824-nksports-base

非難されて当然のプレー。かばいようのないプレー。走るのを忘れていました、なんて通じない。

集中不足の一言で片付けられそうだが、伊藤裕季也のプレースタイルが今回の「事件」を起こしたように感じる。

本人も周囲も期待しているのは長打。スタンドに突き刺さる豪快なホームランや外野の間を抜けるような2ベースヒット。それはそれで必要なことだし、伊藤裕季也に対して求めるべき内容のはず。

今回のプレーはその長打への意識がアダとなったのではないか。野球の基礎的な事として「出塁」への意識が低いことが明かされてしまった。

長距離打者としてドラフト上位で入団してくる選手は打ってなんぼ、バットで走塁を稼いできたことだろう。「振り逃げは恥ずかしい」これに共感するかもしれない。

全打席ホームランを打つのなら「走塁」の概念は捨てて良いが、そんなことは絶対にあり得ない。

長打へのこだわりは今のままで構わない。次の塁を奪うという意識を向上させることにつながれば、今回のプレーは無駄ではなかったことになる。今後のプレーで証明してもらいたい。

切り替えてまた練習に励んでもらおう。彼の力が必要になる時期は近いのだから。

誰にでもミスはあるって。

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