年が明けてもヒマなベイファンが選ぶ、個人的に今でも見る試合映像トップ3の第1位です。
ある一人の選手にフォーカスされた試合。この言い回しで引退試合と分かるでしょう。誰の引退試合なのか?
第1位
2013年10月8日
記録よりも記憶の男・小池正晃の引退試合です。
試合の見どころは勝敗ではなく、小池の2ホーマーです。
4回裏2-2の同点の場面、ランナーを3塁に置いてカウント1ストライク3ボールから豪快に振りぬいたバットで打球がレフトスタンドへ!スタンドギリギリではあったが見事な2ランホームラン!
ダイヤモンドを一周してホームインすると、横浜高校の後輩荒波と笑顔で抱擁を交わす。
これがプロとして最後の打席になるであろう8回の4打席目。打席に入る前から表情は崩れ、涙が溜まった目は真っ赤でまともに相手ピッチャーを見ることは困難な状態。
ベンチでガムを噛みながら泣いているゴメスが抜かれるシーンは何とも言えません。
1ボールからの2球目。外角の球を強引に引っ張り、打った瞬間それと分かる打球はそのままレフトスタンドへ!この日2本目、そして通算55本目の最後のホームランでプロ野球選手としての最終打席を飾ることに。
ベンチ前でゴメスと抱き合うシーンは何度見ても素晴らしい。
ここまで恵まれた引退試合を行った選手は珍しいでしょう。
他人に涙を見せたくない人は絶対に一人で見てください。
戦士が集うグランドで打て豪快に小池正晃
この記事へのご意見